サプール コンゴにて

 おはようございます。みなさんはサプールを知っていますか?

コンゴにあるファッションの一種、サップ(SAPE)。SAPEとは、フランス語で「お洒落で優雅な紳士たち」という意味の「Société des ambianceurs et des personnes élégantes」の頭文字を取ったものです。そんなサップを楽しむ人々を、サプール(Sapeur)と呼ぶのです。

1880年から1960年コンゴ共和国はフランスの植民地でした。そしてフランスのエレガントで洗練された着こなしに憧れたコンゴの人々がサップを始めたと言われています。

コンゴといえば、”内戦” ”虐殺”そんな言葉が浮かんできます。しかし、サプール達は決して戦いません。彼らの合言葉は「武器を捨てて、エレガントに生きよう」です。また、「平和を纏った紳士達」とも呼ばれます。 

 今年、京都で行われた国際写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2015」でもサプールは紹介されています。そこに展覧された写真を撮ったのが、コンゴ出身の写真家、ボードワン・ムアンダ(Baudouin Mouanda)さんです。

 

 実は、私は今この方とコンタクトを取っています。というのも、私は、数年前にこのサップ(SAPE)という文化を知り、その平和を求める生き方に感動を覚えました。いつか、何らかの形でかかわりたい。そう思って過ごしてきました。

 そして、今、その時がやってきました。

 私は、総合ビジネスクリエイティング セラヴィ代表として、また海外支援団体の一員として、そして私個人として、コンゴ共和国の首都ブラザヴィル郊外のサプールの本拠地であるバコンゴ地区に洋服屋を出すことを決めました。

 もちろん、私一人の力では到底できるものではありません。しかし、今、少しずつ共感してくれる方々が増えてこられました。内輪ごとではありますが、うちの副代表のT君なんかは、利益になるかどうかすらわからない私の夢に付き合ってくれ、毎日、朝日が昇るまで一緒に事業計画書を作ってくれて、たまに休憩でギターを教えてくれます。

そして、フラフラの体で営業に出ていくのです。また、たくさんの方が支援してくださっています。洋服のデザインから店の作り、現地での許可等の取り方、決して私一人の力で進めているわけではありません。全ての人に感謝しながら、必ず成功させて見せようと思います。

soda's mind

”起業”に関するマインド的な話から、具体的な行動まで、たまには個人的な遊びも。。。

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